シヴ山のドラゴン②
えらい長いこと放置してたけど、シヴ山のドラゴンについて語っていたから、続きを書こうと思う。
この前、ネットで見た画像が印象に残っている。たしか大人になると疲れてアニメを見る元気がなくなるよねーってやつだった。僕はあれ、めちゃくちゃ分かるなーってなった。僕は特にぐうたらな人間なので、すぐ飽きる。放置してしまう。漫画を描くのが結構好きだから描いたりしたいけども面倒くさいが勝つこのごろ。このブログもそうだけど、もっと趣味の活動に精力を出したいなーとは思う・・・。
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シヴ山のドラゴン (4)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
(赤):シヴ山のドラゴンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
5/5
あらためて見るとすごいシンプルな能力だ。始めてこのカードを手にしたときはmtgのルールほとんど分かってなかったせいか、
(赤):シヴ山のドラゴンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
って起動型能力(いわゆる炎のブレス能力)がついていた印象がない。大学生になってやってみようってとき、改めて手にとって始めて気づいた。
漫画デュエルマスターズでは、勝舞くんの切り札として何回か活躍してたけどブレス能力使ってた記憶がない。そこで漫画での活躍を振り返って見ることにした。(中古で買って読みました。)
漫画では、前紹介した黒城戦以外ではなんと別冊コロコロに載った番外編でしか登場しない。意外な気がするけど、月刊で小学生向きだから一話での話のスピードも速いからだろう。勝舞くんのmtg編での切り札は「地震」が大半を努めているのもあって、このドラゴンが活躍したのはほんの一瞬だったのだ。つまり本編ではのたうつウンパスの攻撃を防ぐブロッカーとして睨んで終わり。少年漫画らしからぬ渋さ。番外編では、ぷんぷんかおるって悪臭デッキを使うやつとドラゴンマスク戦(父さんが夢の中に出てきた?みたいな話だった。)の2回。ドラゴンマスク戦でもおなじように勝ち確で出して相手投了。
なんてこった。このドラゴン、対戦相手への攻撃成功した描写はないのかな?
最後の望みをもってぷんぷんかおる戦を見た。
結果から言えば、ぷんぷんかおる戦でとどめをさしたシーンで火を吐いて対戦相手への攻撃が成功した姿が見れた。唯一ともいっていい戦闘活躍シーンである。(ドラゴンマスク戦でも戦闘描写はあるけどすぐ除去呪文で沈んでいるから、勝ちのシーンはこれだけ。)この戦いでは短編のためライフの変遷はあまり描かれていないけど、相手のクリーチャー軍団に殴られまくって劣勢からの燎原の火で相手全滅→ドラゴンで攻撃で勝ち!となっている。そう、勝舞くんが攻撃したシーンは最後のドラゴンしかいないのである。それまで何点削ってたか不明だけど、黒のアグロっぽいのに劣勢だったからそんな殴れていないはずである。つまり最後のとどめではドラゴンで十数点削ったのでは・・・?と考えられる。つまりブレス能力を使っていた可能性が高い!!
まさか十数年ぶりに、デュエルマスターズのmtg編で新たな発見をすることになるとは思わなかった。
ちなみに巻末漫画で作者の松本しげのぶ先生がシアトルに行ってきた話があった。ウィザーズ本社にはシヴ山のドラゴンのでかいフィギアが吊されているらしい。
デュエルマスターズカードでもコラボされ、開発部の守護者 ミッチーという名前でカード化されているらしい。その画像がこれ。
シヴ山のドラゴンをデュエマでも使いたい人は使ってみるといいかも!?
シヴ山のドラゴン①
このブログの記事3号を書くにあたり、はやくも更新ペースが劇落ちしているので書きたいことははやめに書いておこうと思う。
というわけで、僕のMTG生活において大きな存在であるシヴ山のドラゴンについて今日は書こうと思う。
シヴ山のドラゴンは僕が始めて手にしたMTGカードである。いや、正確にはMTGカードっぽいもの、である。月刊コロコロコミック2001年9月号に付録としてついていたのがその出会い。後から知ったけど、当時はちょうど基本セット第7版が発売されるころでその宣伝で付録になったらしい。ただ、裏面が通常版と異なり7と書いた謎のデザインであるため正規のゲームでは使用できない。ただ現在となってはその方が珍しいため正規シヴ山のドラゴンよりもはるかに高価格で売られている。
その頃は僕は小学3年生で、コロコロコミックを買いはじめて間もない頃だった。当時の一番の目当てはベイブレードの漫画であり、カードゲームといえばポケモンカードを集めてた、くらいだった。(名作ポケモンカードGBはすごいやり込んでいてルールは知ってたけど、まわりの友達でポケモンカード対戦できるような現物のデッキ持ってる人はいなかったため対戦したことはほとんどない。)
そんな僕に漫画デュエルマスターズが扱うMTGというカードゲーム(よく知られていることだけど、この頃はまだデュエマの漫画はMTGで戦っていた。)は新鮮だった。当時の漫画の展開は、勝舞くんが白凰との決戦の前座として黒城と決闘するというところだった。ラノワールのエルフとかクウィリーオンのドライアドといったクリーチャー入りの赤緑ステロイドを使う勝舞くんに対して、黒城は2ターン目に暗黒の儀式→ファイレクシアの盾持ちキッカー付き、を高速召喚し「速攻の勝舞くんを上回るパワーとスピード!?」とまわりを驚かせる。
いきなり主人公大ピンチの場面で、どうやって覆すんだ?とすごく引き込まれていった。黒城がキッカーのためにライフを削ったりするスーサイド戦法とか、命をかけて戦ってるような雰囲気、松本しげのぶ大先生の躍動感溢れて迫力満点の画のすべてが小学3年生の僕には過激でハードでかっこよかった。そしてMTGカードのイラストの、リアルでグロテスクで怖くて、でもめちゃくちゃかっこいいところが、もうすごく気に入った。
その極みにいたのが、付録として配布されたシヴ山のドラゴンだった。僕は恐竜やゴジラが大好きだったから、このドラゴンのかっこよさにもすぐ惚れ込んだ。生物間あふれてどう猛そうな顔つき、コウモリのようなリアルな羽、そしてなぜかお化けのポーズみたいに下に向けてそろえてるお手々・・・。今巷では「エモい」という表現が使われるけど、この謎の手のポーズもなんか逆にリアルでとってもエモかった。
今日は眠くなってきたのでここでおしまい。
狼と僕
あるときから、狼が好きになった。
もっと小さい頃(幼稚園くらい)、ぼくはほ乳類があまり好きじゃなかったと思う。今も大好きだが、当時の僕はティラノサウルスやゴジラといったトカゲ系のクリーチャーが大好きでたまらなかった。一日中恐竜図鑑を眺めていたような。
単純に造形が好みで、牙や長くて太いしっぽに強さの象徴を感じていたのだろう。またマズルが長い顔も鋭くてかっこよいと思った。
そんなトカゲ系のキャラクターだが、不満もあった。ティラノサウルスといったトカゲ系キャラクターは、小さい頃僕が触れていた作品では悪役が多かったのである。ビーストウォーズのメガトロンや、ドラクエのドラゴンとか。
特にビーストウォーズは、とても大好きだったのだが複雑な気分で見ていた。主人公サイドはほ乳類、敵サイドは恐竜という図式は、幼い僕に世間一般のイメージもだいたいそうなんだろうな、という確信をもたせた。
一方でほ乳類はというと、人間もほ乳類の一種であるためか仲間や相棒を任されることも多く、また猫や犬は愛玩対象になるため、ひいきされてずるいなーという感情を抱いていた。
そんななかで僕に衝撃を与えたのが、狼という動物だった。
三匹の子豚や赤ずきんや狼と七匹の子山羊でことごとく悪役にされていた。狼はヨーロッパでは家畜等をおそう身近な害ある捕食者だったから、とは知ってもほ乳類なのにかわいそう、と思ってた。そうして僕は狼になんだか親しみを覚えたのである。また、狼の外見もよかった。トカゲと通ずる、鼻の長いすらっとシャープな顔つきは精悍でとても格好良く感じた。みんなからは悪者としてのけものにされてることが多いけど、イケメンな顔で群れとかでの仲間の絆はとても強い、という狼に魅了されていったのであった。
その後出会った魅力的な狼のキャラクターの数々の存在も、その後の僕のケモナーとしての性癖に大きかったと思う。
具体的にはPS2ゲームの大神、とか平井和正原作のウルフガイシリーズかな。ウルフガイって作品はなかなかえぐみのある作品で、「今日から俺は!」のようないいやつではけしてないタイプのガチ悪不良の中で、狼男の転校生がきて色々巻き込まれていくって話。暴力とレイプ満載!!って感じで暗い雰囲気の作品だけど、周りから超越してどこか余裕を持ちながら自由に生きている狼男の主人公(終盤は話が変わってくるけど)は僕の厨二心を大きく揺さぶった。大学の頃僕が書いてた漫画の主人公も、狼男だったけどこの作品をおおいに意識していた。
この狼男って存在が、僕を狼にさらに引きつけた要因といってもいいだろう。話は単純で、仮面ライダーやウルトラマンが大好きな僕は、狼男の「変身」という要素にヒーローっぽさを感じたのである。
というか、狼男の方がはるか昔からあるからこちらの方が変身ヒーローの祖先なのかもしれない。
中学生くらいの頃はウィキペディアで狼男の歴史の長さにびっくりした記憶がある。
以下ウィキペディアからコピペ
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歴史[編集]
ヘロドトスの『歴史』(IV, 105)にあるネウロイ人(Νευροι)についての一年に一度狼になるという記述や、医学的な記述としてはローマ帝国末期に人が獣化する現象が初めて「症候群」として紹介され、ギリシア神話のゼウスがリュカーオーン王をオオカミに変身させる話についても言及された。なお、プリニウスは、『博物誌』の中で狼男の記述をしているものの、彼自身は「狼に変身し、その後元の姿に戻る人間があるということ程、出鱈目なものは無い」と断言している。
また旧約聖書『ダニエル書』には、ネブカドネザル王が自らを狼であると想像して7年間に及んで苦しむ話がある。
宗教学的には、古代東ヨーロッパ地方のバルト・スラヴ系民族における「若者の戦士集団が狼に儀礼的に変身する」という風習(熊皮を着た狂戦士=ベルセルク)が、時代が下るにつれて民間伝承化されたものであると考えられている。バルト地方における獣人化伝承に取材した初期の小説として、プロスペル・メリメによる「狼男」ならぬ「熊男」(Lokis)がある。クマもギリシア神話における女神アルテミス及びその侍女カリストーとクマへの変身が結び付けられるなど、変身譚と結びつきの強い動物である。
また、エスキモーには「クマの毛皮には魔力があり、クマは家の中で毛皮を脱ぐと人間と同じ姿となる。反対に人間が家の外でクマの毛皮を身に付けると、たちまちのうちにクマに変身してしまう」という伝承を伝える部族がある[3]。
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ー引用ー
「"狼男"」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
"2018年 2月27日" UTC
URL:
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なんと紀元前から狼男っていたらしい。
そういえばギリシャ神話とかでも、北斗七星の伝説みたいに獣への変身譚がある。なかには医学知識もない時代、狂犬病とかを獣に憑りつかれて狂った!みたいな話を獣への変身で説明した出来事もあったのだろうけど、狼男という存在が長い時を超えて語り継がれているのってすごいことだと思う。
もしかしたら古代の人々の中にも狼の魅力にとりつかれて、狼に変身する話を書きまくってた人がいるのかもしれない。
こういう話を考えると僕の狼が好き、狼に変身する話が好きっていうのも古よりDNAに刻まれてきたことなのかもなぁと思った今日このごろ。(話の落下点が見えなくなったのでここらへんで終わります。)
モダンのジェイス解禁について
「黒は青に強い。」
その昔誰かが教えてくれたこと。あるいは何かの記事。
MTGwikiのなんかの記事だったような・・・。(うろ覚え)
僕の中ではこの言葉は結構本当だと思っている。(以下の話は完全に独断と偏見です。)
なぜならば青が頑張ってドローしたカードを手札破壊で台無しにできるからである。青って自分だけ得してちょっとずるいようなイメージがある。レガシーやヴィンテージでは誰もが認める最強の色であるから、間違いではないと思う。自分だけアドバンテージの先に突っ走って、まわりの人がおいてきぼりになる、でもそんな中、黒だけは手札破壊という妨害によってだけど、食らいついて対話することが一番得意なんだと思ってる。
ということが頭にあって、僕は黒が混ざったデッキをよく使う。一番好きな色は豪快で僕的視点でかっこいいクリーチャーでいっぱいの赤か緑なんだけど、コントロール要素ももつ器用さも付け足したいと思って、黒をタッチする。
そういうコンセプトで作ったデッキで、青コントロール使いの方と邪魔し合いながら戦うのがとても大好き。コンボ使いの方と対戦するのと並んで好きです。
モダンでも主にそのコンセプトで遊んでいた矢先である。
モダンフォーマットにて精神を刻むものジェイスの解禁が決まった。
これは下の環境の青カードの中でも特に強くて人気があるカードで、青コントロールっていえばこれ!って感じだと思う。今までモダンには青コントロールって、得に純正青白コンってあまりなかった印象だけど、このカードの解禁で増えると期待している。
僕はジェイスが入ってパワーアップした青コンとの戦いが、とても楽しみです。まだ対戦してないけど。
同時に血編みのエルフも解禁されましたね。このカードなんかジェイスに強いといわれてるカードで、青コンと戦うにはうってつけのカード。
僕はジャンドムーンもどきを使っているので、さっそく投入しました。
以下その内容
メイン | マナ | 枚数 |
極楽鳥 | (緑) | 4 |
残忍な剥ぎ取り | (黒)(緑) | 3 |
タルモゴイフ | (1)(緑) | 4 |
月の大魔術師 | (2)(赤) | 3 |
ウルフィーの報復者 | (1)(緑)(緑) | 1 |
血編み髪のエルフ | (2)(赤)(緑) | 4 |
嵐の息吹のドラゴン | (3)(赤)(赤) | 3 |
稲妻 | (赤) | 4 |
思考囲い | (黒) | 3 |
戦慄掘り | (黒)(赤) | 4 |
コジレックの審問 | (黒) | 2 |
血染めの月 | (2)(赤) | 3 |
沼 | 3 | |
森 | 4 | |
血の墓所 | 1 | |
草むした墓 | 2 | |
踏み鳴らされる地 | 1 | |
樹木茂る山麓 | 4 | |
黒割れの崖 | 1 | |
新緑の地下墓地 | 4 | |
根縛りの岩山 | 3 | |
サイド | マナ | 枚数 |
漁る軟泥 | (1)(緑) | 4 |
台所の嫌がらせ屋 | (1)(緑/白)(緑/白) | 3 |
ゴブリンの熟練扇動者 | (2)(赤) | 1 |
骨までの齧りつき | (2)(緑) | 1 |
塵への崩壊 | (3)(赤) | 1 |
強迫 | (黒) | 3 |
真髄の針 | (1) | 2 |
合計(メイン) | 61 | |
合計(サイド) | 15 |
週末は地元に帰れそうだから、このデッキでモダン遊びにいくばい。